整体

浮腫について

2025.7.21

浮腫(むくみ)は、体内に余分な水分がたまることで起こります。特に足・顔・手などに出やすいです。見た目だけでなく、だるさや重さを伴うこともあります。

✅ 浮腫の主な原因

原因説明
💧 水分・塩分の摂りすぎナトリウムが水分を体内に保持します。
🛋️ 長時間の同じ姿勢デスクワークや立ちっぱなしで血流が悪化します。
🩸 血行不良・リンパの滞り静脈やリンパの流れが悪くなると、余分な水分がたまりやすくなります。
🧠 ホルモンバランスの変化月経前、妊娠、更年期などで起こることがあります。
🍺 アルコール・睡眠不足血管の拡張や代謝の乱れが原因になります。
🦵 筋力低下(特にふくらはぎ)血液を心臓に戻すポンプ作用が弱まり、水分が下半身にたまることに。
🧬 病気(腎臓・心臓・肝臓など)病的な浮腫もあるため、慢性的・左右非対称なむくみは要注意。

🔧 浮腫の対策

方法詳細
🚶‍♀️ こまめに動く1時間に1回は立ち上がる、ふくらはぎを動かす。
🦵 脚のマッサージ・ストレッチ足首回し、ふくらはぎマッサージ、ストレッチで血流を促進。
🛏️ 脚を高くして寝る寝るときにクッションなどで脚を心臓より高くすると◎。
🍵 カリウムを含む食品をとる余分な塩分を排出。例:バナナ、アボカド、ほうれん草。
💧 水分をこまめに摂る適度な水分摂取で代謝が活性化。逆に「飲まなさすぎ」もNG。
🛀 湯船につかる血流・リンパの流れを良くして、むくみを改善。
🧦 着圧ソックスを使う特に長時間座るときに効果的。

🚨 医療的な注意が必要なむくみ

• 片脚だけが異常に腫れている

• 痛み・熱感・赤みがある(血栓の可能性)

• 全身性で、顔・腹部・手などにも出る

• 長期間続く

これらは腎臓・心臓・肝臓の病気、甲状腺機能異常、静脈血栓症などのサインであることもあるため、医療機関の受診をおすすめします。

むくみ(浮腫)を改善・予防するためには、体内の余分な水分や塩分を排出しやすくする栄養素を含む食べ物が効果的です。以下に、特に効果的な食べ物をカテゴリ別にまとめました。

 むくみに効果的な食べ物

🥑 1. カリウムを多く含む食べ物

カリウムは、ナトリウム(塩分)を体外に排出し、体内の水分バランスを整える働きがあります。

食べ物補足
バナナ朝食やおやつに◎
アボカド良質な脂質も豊富で栄養価が高い
ほうれん草加熱してもOK、鉄分も豊富
さつまいも食物繊維も豊富で腸にも良い
枝豆たんぱく質も一緒にとれる
トマト・トマトジュースむくみに加え、美肌にも◎

💧 2. 利尿作用のある食べ物

体内の余分な水分を尿として排出しやすくします。

食べ物補足
きゅうりほとんどが水分で利尿を促す
スイカカリウム+シトルリンでむくみ解消
セロリ血圧調整にも良い
大豆・納豆・豆腐大豆イソフラボンも女性に◎
緑茶・黒豆茶・ハトムギ茶ノンカフェインのものもおすすめ

🧂 3. 塩分を控える食材や工夫

むくみの原因になる「塩分過多」を避けるのも重要。

方法補足
出汁やスパイスで味付け塩の量を減らしても満足感アップ
加工食品を避けるハム・漬物・カップ麺などは塩分が多い
醤油や味噌は減塩タイプを使用無理なく塩分カットできる

🌿 組み合わせ例(むくみ対策メニュー)

• 朝:バナナ+豆乳スムージー

• 昼:玄米+納豆+ほうれん草のおひたし+味噌汁(具に豆腐やきのこ)

• 夜:蒸し鶏とアボカドのサラダ+ゆで枝豆+トマトスライス

• 飲み物:ハトムギ茶や黒豆茶

⚠️ 注意点

極端な水分制限は逆効果。体が水をため込みやすくなるため、こまめな水分補給が重要。

むくみが続く・ひどい場合は、内臓の病気が関係していることもあるため、早めに医療機関に相談してください。

Page
Top