整体
ダイエット 脂質とカロリー編
2025.7.9

ダイエットにおいて「脂質」と「カロリー」は非常に重要な要素です。それぞれの関係性と注意点を以下にまとめます。
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✅ 脂質とは?
• **脂質(脂肪)**は、三大栄養素(炭水化物・たんぱく質・脂質)のひとつ。
• 1gあたり9kcalのエネルギーを持ち、これは炭水化物・たんぱく質(各4kcal)と比べて2倍以上のカロリーを持ちます。
• そのため、脂質の摂取量が多いとカロリーオーバーしやすい。
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✅ 脂質とダイエットの関係
要素 | ポイント |
摂りすぎ | 高カロリーなので太りやすくなる。 |
不足しすぎ | ホルモンバランスの乱れ、肌荒れ、生理不順などのリスク。 |
質が大事 | トランス脂肪酸や飽和脂肪酸は控えめに、不飽和脂肪酸(魚・ナッツ・オリーブオイル)はOK。 |
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✅ ダイエット時の脂質摂取目安(例)
• 総摂取カロリーの20〜30%が目安
• 例:1日1500kcalを目指す場合 → 脂質は約33〜50g程度
• 計算式:1500kcal × 0.25(25%) ÷ 9kcal ≒ 42g
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✅ 脂質を抑えたい場合の工夫
• 揚げ物を減らす(焼く・茹でる調理法に)
• ナッツやアボカドも量を意識(ヘルシーでも脂質は多い)
• 低脂肪 or 無脂肪乳製品を使う
• 肉は「赤身」や「ささみ」を選ぶ
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✅ 脂質も完全に抜かないで!
• 必須脂肪酸(オメガ3など)は体内で合成できないので、食事から摂る必要があります。
• 魚(特に青魚)、亜麻仁油、チアシードなどがおすすめです。
ダイエットで「カロリー制限」は基本中の基本です。簡単に言えば「摂取カロリー < 消費カロリー」の状態を作ることが、体脂肪を減らすカギになります。
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✅ カロリー制限ダイエットの基本
項目 | 説明 |
目標 | 摂取カロリーを適切に減らして体脂肪を落とすこと |
原則 | 1kgの脂肪 = 約7,200kcal ⇒ 週に0.5〜1kg減らすなら、1日500〜1000kcalの赤字が目安 |
やり方 | 食事量の調整 / 食品の選び方 / 間食の見直しなど |
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✅ 1日のカロリー目安(参考)
活動量 | 女性(目安) | 男性(目安) |
低(座り仕事中心) | 1,600〜1,800kcal | 2,000〜2,200kcal |
中(軽い運動や立ち仕事) | 1,800〜2,000kcal | 2,200〜2,600kcal |
高(肉体労働・運動多め) | 2,000〜2,400kcal | 2,600〜3,000kcal |
ダイエットではこの数値から−300〜500kcalほど減らすのが基本。
例:女性(活動少なめ)で1日1,700kcal必要なら、1,200〜1,400kcalに抑えると◎
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✅ 効果的なカロリー制限のコツ
1. 栄養バランスを守る(極端な制限はNG)
• 炭水化物:50〜55%
• タンパク質:20〜30%
• 脂質:20〜30%
• タンパク質は筋肉維持のために絶対に不足させない
2. 食品選びで自然とカロリーカット
• 揚げ物 → 焼き・蒸し料理
• 白米 → 玄米やオートミール
• スナック菓子 → ナッツやゆで卵など高たんぱくな間食
3. 飲み物の見直し
• ジュース、カフェラテなどはカロリーが高い
• 基本は水・お茶・ブラックコーヒー
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✅ 注意点
• **早く痩せたいからと極端な制限(800kcal/日以下)**をすると、筋肉減少・代謝低下・リバウンドしやすくなる
• 長期的には「継続できる方法」が一番効果的